ホワイトデーにいちごショートを手作り|2年連続失敗からのリベンジケーキ

家族と暮らし

こんばんは!のぶをです。

3月14日、今日はホワイトデーですね。

バレンタインデーに妻からもらった温かい気持ちに応えるべく、私はキッチンに立ちました。作るのは、スイーツの王道にして高難度、「いちごのショートケーキ」です。

実は、私にとってこのケーキ作りは単なるお返しではありません。過去2年にわたる敗北からの「リベンジ」を懸けた、負けられない戦いでもありました。

1. 過去2年の「クリスマスの悲劇」を振り返る

私は一昨年、昨年と、2年連続でクリスマスにホールのショートケーキ作りに挑戦してきました。しかし、その結果は惨敗。

• 1年目:生クリームの崩壊

初めての挑戦。見た目はそれなりにできたと思ったのですが、生クリームの泡立てが甘く(あるいは分離しかけており)、包丁を入れた瞬間にケーキが「なだれ」のように崩れてしまいました。

• 2年目:石のようなスポンジ

前回の反省を活かそうとした結果、今度はスポンジが全く膨らまず。まるで重厚なパンのような、ガチガチの生地になってしまったのです。

失敗の原因を自分なりに分析した結果、1回目は「温度管理ミスによる生クリームの分離」、2回目は「卵と砂糖の泡立て不足(比重のミス)」だと結論付けました。

この悔しさを抱えたまま、私はリベンジの機会を虎視眈々と狙っていました。そして、ついに「決戦の日」を今年のホワイトデーに定めたのです。

2. 独学パパの強い味方「YouTube先生」

私のレシピの先生は、いつだってYouTubeです。

最近は一流ホテルのパティシエや、予約の取れない料理人の方々が惜しげもなく技術を公開しています。しかし、初心者がいきなり「プロの至高のレシピ」に手を出すのは、実は少し危険です。

プロの技術は、道具や環境が整っていることが前提の場合が多いからです。そのため、私はあえて「家庭の道具で、素人目線で丁寧に解説している動画」をメインの参考にしています。

今回、特に意識したのはスポンジの製法です。

• 共立て(ジェノワーズ): 卵を白身と黄身に分けずに、湯煎に当てながら一気に泡立てる方法。しっとり仕上がるが、泡立ての加減が非常に難しいプロ向け。

• 別立て(ビスキュイ): 卵白でメレンゲを作り、後から黄身を合わせる方法。失敗が少なく、初心者でもふんわりと高さが出しやすい。

「確実にいくなら別立て」という定説がありますが、今回はリベンジ。あえて難易度の高い「共立て」に再挑戦することにしました。ただし、デコレーションに関しては別の「見栄え重視」のプロ動画を参考にし、いわば「レシピのいいとこ取り」ハイブリッド作戦で挑みました。

3. いざ実践!「ノーカット動画」との並走

今回の最大の勝因は、YouTubeの「ノーカット泡立て動画」を見つけたことでした。

これまでの私の失敗は、「どの程度まで泡立てればいいのか」という感覚的な部分がズレていたことにあります。今回は、プロが5分間泡立てているなら、私も横でスマホを再生しながら、全く同じ時間、同じスピードでハンドミキサーを回し続けました。

結果、スポンジは過去最高の出来に!

焼き上がりの高さは5センチを超え、指で押すと押し返してくるような弾力。前回の「石のようなスポンジ」が嘘のような仕上がりです。

4. 仕上げの苦闘と「雪ぼたん」の輝き

スポンジが成功した一方で、仕上げの生クリームには再び課題が残りました。

一昨年の「デロデロ」という失敗を恐れるあまり、氷水でキンキンに冷やしながら泡立てたところ、今度は逆に「固くなりすぎて」しまったのです。

生クリームは数秒の差で質感が変わります。固くなったクリームは伸びが悪く、ケーキの側面(ナッペ)を滑らかに塗ることができません。しかし、そこをカバーしてくれたのが、今回の主役である「いちご」たちでした。

奮発して購入したのは、北海道産の希少な白桃いちご「雪ぼたん」。なんと1パック2,580円です。

この真っ白で気品のあるいちごを天面に飾り、中にはお買い得だった「あまおう(1パック498円)」をこれでもかと敷き詰めました。

高級いちごの圧倒的なビジュアルが、多少のナッペの乱れを「手作りの味」という魅力に変換してくれた気がします。

こちらが完成品。ビジュアルにまだ課題が残ります。

5. リベンジの結果と、これからの挑戦

完成したケーキを家族で囲みました。今回のリベンジを自己採点するなら、70点といったところでしょうか。

• スポンジ: 高さは出たが、共立ての難しさか、わずかにパサつきを感じる。シロップの打ち方にも工夫が必要か。

• 生クリーム: 分離は防げたが、口溶けの滑らかさを追求するには、泡立てを止める「見極め」が次の課題。

それでも、妻からは「今までで一番美味しい!」という言葉をもらえました。

そして何より、同時進行で焼き上げた「金曜夜仕込みのスコーン」も大好評。昨日の準備が報われた瞬間でした。

金曜夜のスコーンと私の承認欲求

私のケーキ作りは、まだ道半ばです。

「パパ、またケーキ作ってね」

いつの日か、成長した娘に「世界で一番のケーキ」だと言ってもらえるその日まで。

合格というゴールがある資格試験とはまた違う、答えのない「お菓子作り」という冒険を、これからも楽しんでいきたいと思います。

皆さんも、大切な誰かのために、あるいは自分のために、何か新しい挑戦を始めてみませんか?

ではまた!

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