50代で早期退職を決意した理由|出口戦略と4%ルールの現実

資産形成

こんばんは、のぶをです。

投資を始めたのはいいけれど、「一体いつまで続けるべきか?」という出口の疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。特に運用が順調なときほど、資産を減らしたくないという心理が働き、気が付いたら時間だけが過ぎていた……なんてことも少なくありません。

私は来年末に会社を早期退職する予定ですが、今の私が考えている「出口戦略」についてお話ししたいと思います。

トリニティスタディと「4%ルール」

米国のトリニティ大学の研究では、株式と債券を組み合わせたポートフォリオなら、毎年4%ずつ引き出しても30年後に資産が残っている確率は極めて高い(成功率95%以上)という報告があります。

当初、私はこの研究結果を元に「完全FIRE」を目指しました。

わが家の生活費は、固定費とレジャー費を合わせて月35万円程度。前提としてお酒・タバコは全く無し、夫婦の趣味は「旅行」です。これに以下のライフイベントを重ね合わせ、資産が枯渇しないかをシミュレーションしました。

• 娘が中学から大学まで私立に通う

• 2027年末にマイホームを購入

• 2029年に飛行機と船で世界二周(!)

• 娘の大学入学後、夫婦で2度目の世界一周クルーズ

• 2030年と2040年に車を買い替え

• 60歳からの10年間、夫婦で月15万円程度の収入を得る

この試算を手に、2人のファイナンシャルプランナー(FP)に相談もしてみました。

私の見立て(運用利回り4%)に対し、プロは「物価上昇1%・運用利回り2%」という、より保守的な設定で試算。結果、どちらの試算でも資産が枯渇することはないという結論に至りました。これで私の早期退職への決意は固まったのです。

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FIREに対する思いの変遷

新卒で入社して30年。娘が生まれるまで、辞めることなど考えもしませんでした。

20代の頃、ヘッドハンティングの際に「一財産を築いてFIREする人もいる」という話を聞いたときは、自分には無縁の世界だと思っていましたし、思い入れのある今の会社を去る姿など想像もできませんでした。

しかし、幸運にも資産を築くことができ、何より52歳で授かった娘とかけがえのない時間を過ごしたいという気持ちが、何ものにも代えがたい原動力となりました。

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私の資産形成の柱は3つです。

1. 持株会の成長

2. マンションの売却益

3. 40代の10年間に及ぶ徹底した節約

一昨年末からアセットアロケーションを再整理し、生活防衛費として投資信託などのリスク資産とは別に3年分のキャッシュも確保しました。また、現在は完全FIREではなく、60歳以降も社会と関わり働くために「中小企業診断士」の取得を目指しています。

出口戦略は「人生を豊かにするための手段」

トリニティスタディとの出会いは、私の人生観を大きく変えました。

理想は「死ぬ時に財産を持ち越さない」こと。

家族と充実した時間を過ごすために、お金と時間をどう有効活用するか。これこそが一番の目的です。

私の戦略は、機械的な定率・定額の取り崩しではありません。ライフプランに合わせて、80歳まで柔軟に引き出し額を変える「可変式シミュレーション」です。

まずは2029年のピースボート費用を今年の夏に前払いするために、最初の計画的な取り崩しをスタートします。

あとは暴落が来ないことを祈りつつ、目先の変動に一喜一憂せず、ライフプラン表に従うのみ。

もし大きな暴落が来たら、働く量を増やしてカバーできるよう、診断士の試験に全力を注ぐつもりです。

さて、結果はいかに? 娘が望む教育をプレゼントできるか?

将来のリスクを恐れすぎず、今は目の前の簿記2級と、その先の中小企業診断士試験に向かって、一歩ずつ進んでいきたいと思います。

ではまた!

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