【実体験】札幌移住してわかった「真のデメリット7選」雪や寒さ以外にあるリアルな落とし穴

家族と暮らし

こんばんは!のぶをです。

東京から札幌に移住してきて1年2ヶ月が過ぎました。

札幌は私にとって憧れの地でもありましたし、想像以上に快適で充実した日々を過ごしています。

しかしながら、実際に住んでみて初めて見えてきた、思わぬ「壁」があるのも事実です。

今日は、札幌移住を心から楽しんでいる私が、あえて「捻り出した」デメリット7選をご紹介します。

なお、札幌の「寒さ」と「雪」に関しては、皆さんもご想像通り非常に厳しいものです。これらは織り込み済みという方も多いと思いますので、今回は割愛し、それ以外のリアルな生活面に焦点を当ててお話しします。

ちなみに、我が家は私と妻、そして2歳の娘の3人家族で移住してきました。子育て世代の視点も交えてお伝えします。

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1. 雪より恐ろしい?ガチガチに凍る「ツルツル路面」

「雪国=雪かきが大変」というイメージが強いですが、実は札幌での生活において、雪そのものよりも恐ろしいのが「凍った道(アイスバーン)」です。

マンション暮らしや地下鉄沿線に住むことで、雪かきの負担はある程度回避できます。しかし、一歩外に出れば、そこはスケーティングリンクのような路面が広がっています。

「根雪」と呼ばれる、春まで溶けないガチガチの氷塊が道路を覆い、非常に滑りやすい状態が続きます。

特に注意が必要なのは、天気が良く日中に少し氷が溶け、それが夜間に再凍結した翌朝です。これは「ブラックアイスバーン」と呼ばれ、一見ただ濡れているだけに見えて、実は表面が薄い氷で覆われているという悪魔のような路面です。少し歩くだけでも細心の注意を要します。

アスファルトよりも硬くなった氷の上で大人が転倒すると、骨折などの大怪我につながるリスクが非常に高いです。特にお子さんを抱っこして歩く際などは、恐怖を感じることすらあります。

2. 想像以上にかさむ「冬の装備代」と「光熱費」

寒さと雪への対策として、冬の装備を揃えるのにはそれなりの費用がかかります。

高品質なダウンジャケット(できればフード付き)や、雪・氷に対応したスノーブーツは必須です。靴に関しては、靴底に滑り止めを張る修理(改良)だけでも対応できますが、本州で履いていた普通のブーツのままでは、どれだけ気をつけて歩いても危険です。札幌の厳しい冬を乗り切るためには、初期投資としてこれらの購入費が必要です。

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また、意外な発見だったのは、暖房器具そのものの購入はあまり必要ないということです。札幌のマンションの多くは、灯油を用いた「セントラルヒーティング」や強力なFF式ストーブが備え付けられているためです。

しかし、冬の光熱費は想像以上にかかります。我が家の場合、直前の東京での生活と比較して、なんと年間14万円以上も光熱費が上がりました。これは、冬場の暖房代(主に灯油代や電気代)が大きく影響しています。北国の暖かさは、相応のコストの上に成り立っていると実感しました。

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3. なんだかんだで「車社会」という現実

札幌は、JRや地下鉄が発達している都市ではありますが、生活全体を見渡すとやはり「車社会」だと感じます。

札幌市内の中央区で、かつ地下鉄駅のすぐ近くに住む場合を除き、車がないと不便に感じるシーンは多いです。

私自身、東京ではカーシェアを利用し、自家用車は所有していませんでしたが、札幌に来てすぐに車を購入しました。買い物や、子連れでの移動、冬場の移動効率を考えると、どうしても必要性を感じたからです。

車を所有すれば、当然コストがかかります。駐車場代は東京ほどではありませんが、それなりです。私の住む円山公園駅付近は駐車場の空きが少なく、探すのに苦労しました。現在は家から歩いて10分弱の場所に、月額18,000円で借りています。

また、札幌で車に乗るなら、冬道の安全を考えて「4WD(四輪駆動)」は必須と言っていいでしょう。さらに、バッテリーやワイパーなども雪国仕様のものが必要になるため、本州と同じ車種であっても、購入価格や維持費は高くなりがちです。

4. 公共交通機関(JR・地下鉄・バス)の不便さと連携の悪さ

札幌の公共交通機関は、冬場にその弱点を露呈します。

まずJRですが、冬は雪の影響でとにかく運休や遅延が多いです。新千歳空港へ向かう「快速エアポート」も、大雪になれば止まります。また、夜間は動物(鹿など)の飛び出しによる緊急停止も頻繁にあり、長距離移動は遅れるものと思っていたほうが精神衛生上良いかもしれません。

バスも、運転手不足などの影響でそもそも運行本数が激減しています。その上、冬場は路面状況が悪化するため、定時運行はほぼ不可能です。

地下鉄は、天候による遅延こそありませんが、思った以上に混雑します

私は毎日、東西線の円山公園駅から西11丁目駅まで、朝7:36発の電車で通勤していますが、混雑具合は東京の通勤ラッシュとさほど変わりません。「地方都市だから満員電車とは無縁」というわけではないのです。

また、バリアフリーの面でも課題を感じます。地下から地上へ上がる階段の段数が非常に多い駅があります。それなのに、ベビーカーや車椅子を利用する際に必須となるエレベーターの設置数が少ないのです。例えば出口が4つあるのに、エレベーターは1箇所にしかない、といった駅が多く、移動に遠回りを強いられることが多々あります。

さらに、交通結節点(乗り換え)の連携も、決して良いとは言えません。

唯一、地下鉄3路線(東西線・南北線・東豊線)が交わる大通駅には、JRの駅がありません。JR札幌駅と地下鉄さっぽろ駅も地下通路で繋がってはいますが、距離があり、乗り換えには時間がかかります。

【余談】

札幌の人たちは、JR札幌駅を「さつえき」と呼び、地下鉄さっぽろ駅(表記がひらがな)と明確に区別しています。

5. 夏と冬で「日照時間」の差が激しすぎる

札幌は高緯度に位置するため、夏と冬で日の出・日の入りの時間が極端に違います。

• 8月(夏): 日の出は早朝4時台、日の入りは19時前。

• 2月(冬): 日の出は6時台後半、日の入りはなんと17時前。

この差が、生活リズムに想像以上の影響を与えます。

慣れるまでは、夏の朝は「もうこんなに明るい!寝坊したか?」と焦って目が覚めたり、逆に冬は夕方16時を過ぎると一気に暗くなるため、一日がとても短く感じられ、気分が沈みがちになったりすることもあります。冬場は朝も暗いため、ついうっかり寝坊してしまうリスクも高まるかもしれません。

6. 「新千歳空港」へのアクセスが決して良くない

北海道の空の玄関口である新千歳空港。

JR札幌駅から「快速エアポート」で約40分と一見便利そうですが、地下鉄沿線などに住んでいる場合、空港への移動は思った以上に時間がかかります。

先述のように地下鉄とJRの乗り換えが不便なため、大きな荷物を持っての移動は楽ではありません。また、冬場は飛行機が飛ぶ状況であっても、JRが雪で運休になり、空港までたどり着けない(あるいは空港から札幌市内に戻れない)という状況も発生します。

また、札幌市内にはもう一つ、道内便や一部の本州便が発着する「札幌丘珠空港」があります。こちらは札幌中心部から近い場所にありますが、公共交通機関でのアクセスは、地下鉄の終点である栄町駅からバスに乗り換えなければならず、非常に面倒で不便です。

7. 「ゴミ捨て」が有料!分別も細かい

札幌に移住して驚いたことの一つに、ゴミの分別が非常に細かく、かつ有料であることがあります。

特に燃えるゴミなどは、札幌市専用の「指定ゴミ袋」を購入しなければなりません。

値段は、例えば40リットルの袋で1枚あたり80円(2026年現在、5枚1セットで400円など)です。つまり、ゴミ袋代という名目で、ゴミ処理に対して実質的な料金を支払っているのです。

これは週に2回ある燃えるゴミ(可燃ゴミ)だけの話で、ペットボトルや燃えないゴミなどは普通の透明・半透明の袋で出せますが、本州の多くの自治体ではゴミ袋が無料(あるいは安価)な場合が多いため、初めて経験した時は驚きました。家計にとっても地味に響くデメリットです。

まとめ:それでも私は、札幌移住に後悔はありません

以上、私が実際に札幌に住んでみて感じた「デメリット7選」をお話ししました。

雪や寒さは来る前から覚悟していましたが、今回ご紹介した「凍る道」「冬のコスト」「日照時間の差」などは、住んでみないと実感できなかったことです。

これから春の引越しシーズンに向けて、札幌への転職や移住を検討されている方は、ぜひこれらのリアルな側面も参考にしていただければ幸いです。

デメリットばかりをお伝えしましたが、最後にお伝えしたいのは、個人的にはこれらを圧倒的に上回る良さが札幌にはあるということです。私自身、移住したことに対する後悔は微塵もありません。

美味しい食、豊かな自然、そして適度な都会感。

皆さんもぜひ一度、この広大な北海道の地に「住む」ことを体験されてはいかがでしょうか?

関連記事はこちら👉【本音】札幌に住んで1年。54歳子育て世帯が出した「移住はアリかナシか」の結論

【本日のデメリット7選】

1. 雪より恐ろしい?ガチガチに凍る「ツルツル路面」

2. 想像以上にかさむ「冬の装備代」と「光熱費」

3. なんだかんだで「車社会」という現実

4. 公共交通機関(JR・地下鉄・バス)の不便さと連携の悪さ

5. 夏と冬で「日照時間」の差が激しすぎる

6. 「新千歳空港」へのアクセスが決して良くない

7. 「ゴミ捨て」が有料!分別も細かい

ではまた!

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