簿記2級ホルダーが教える!中小企業診断士試験に「簿記」は必要か?

自己研鑽・資格

はじめに:中小企業診断士と簿記2級の意外な関係

こんばんは!のぶをです。

私は先月、簿記2級に合格し、現在はその勢いのまま中小企業診断士の資格取得を目指して勉強中です。

勉強開始が少し遅かったこともあり、今年は全科目合格ではなく、まずは「財務・会計」「経営法務」「経営情報システム」の3科目に絞った「科目合格」を狙っています。

その中でも「最難関」と言われるのが財務・会計。しかし、実際に勉強を始めてみると、「半分程度は簿記2級の知識で貯金が作れるのではないか」と強く感じています。

では、診断士試験を受ける前に、対策として簿記2級を取っておく必要はあるのでしょうか?今日は、簿記の知識ゼロからスタートした私の実体験をベースにお話しします。

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ついに始動!54歳からの中小企業診断士試験、今年の戦略は「3科目合格」

【簿記2級】3回落ちても諦めない!54歳・独学合格者が語るテキスト選びと仕訳の重要性

現在の学習状況:スタディングをフル活用中!

勉強開始から3週間。現在は「財務・会計」と「経営法務」をメインに進めています。6月からは「経営情報システム」を巻き返し、3科目合格を目指すスケジュールです。

教材は、スキマ時間を活用できる通信講座「スタディング(STUDYing)」を使っています。

スタディングのここが良い!

私の選んだ速習プランでは、論点ごとに以下のサイクルで構成されています。

1. 講義(インプット)

2. スマート問題(即アウトプット)

3. 実践フォローアップ講義

4. スマート問題(3と連動したアウトプット)

5. 過去問セレクト

講義のすぐ後に問題演習があるため、知識が非常に定着しやすいです。さらに、AIが学習プランを組んでくれたり、実力診断をしてくれたりするのですが、これがモチベーション維持に最適なんです。また動画講義がわかりやすく、今まで簿記やFPの資格試験を独学で学習していた私に取って気付きも多く、改めて通信講座の良さを実感できています。

簿記の知識が「数値」に現れた!

現在の私の「AI実力診断」の状況ですが、財務・会計は66.1ポイント、全学習者の中で上位12%に食い込めています。

これこそが、簿記2級の知識を大いに活かせている証拠です。初見の問題でも、簿記の土台があるおかげで「あ、これはあの仕訳の考え方だな」とスムーズに解けています。スタディングの講義も、私の既習知識を診断士用にうまくアップデートしてくれるので、非常に相乗効果が高いと感じています。

簿記資格がないと「財務・会計」は攻略できないのか?

ここで疑問になるのが、「簿記を持っていないと得点できないのか?」という点です。

正直に言うと、「資格」はなくても大丈夫ですが、「簿記の知識」が皆無の状態だと、相当手こずると思います。

• 1次試験: 財務の分野は仕訳や決算書の構造が理解できていないと、解説を読んでも「ちんぷんかんぷん」になる可能性が高いです。

• 2次試験: 2次試験の事例IVは、記述式で財務分析や計算が求められます。1次を暗記で乗り切ったとしても、2次で相当な苦労をすることになるでしょう。

結論として、「資格取得まではしなくても、別ルートで簿記の基礎勉強は絶対にやっておくべき」というのが私の持論です。

財務会計対策に「2級」まで深追いすべき?

診断士の財務・会計には、簿記2級の範囲である「工業簿記」の要素(CVP分析や差異分析など)も含まれます。

では、2級まで勉強すべきか?というと、「理想は2級だが、時間との兼ね合いがすべて」です。

私は3級を飛ばして2級の勉強から入りましたが、合格までに約4ヶ月を要しました。一般的に簿記2級は150〜200時間が必要と言われています。診断士は他にも膨大な科目が控えています。財務の半分を占める簿記分野だけに、それだけの時間を割くのは、人によってはリスクになるかもしれません。

※簿記2級合格までの道のりはこちらから

簿記2級4回目で合格!54歳仕事をしながら独学・3級飛ばしで挑んだ109日の記録

54歳・独学の簿記2級|1回目不合格の要因は「仕訳不足」全データ公開

私のおすすめ:3級レベルで「勘定科目の住所」を覚える

簿記の中で最も重要なのは、やはり「仕訳」です。

仕訳を完璧にするコツは、「その勘定科目が5つのグループ(資産・負債・純資産・費用・収益)のどこに属するか」を瞬時に判断できるようにすること。

ここさえクリアできれば、診断士試験の応用論点にも対応しやすくなります。

ですので、以下のステップがベストだと考えます。

1. 簿記3級程度の学習を行い、勘定科目の分類と仕訳の基礎を理解する。

2. すぐに診断士のテキスト・問題集に移行し、足りない知識(2級範囲やファイナンス分野)をその都度補強する。

逆に「簿記2級」を取ってから挑むべきなのはこんな人

時間はかかりますが、先に2級を取るメリットが強いのは以下のような方です。

• 資格そのものが欲しい方: 転職や起業、自社の財務管理など、簿記2級は単体でも非常に評価の高い武器になります。

• 診断士への決意がまだ固まりきっていない方: 診断士は長期戦です。まずは簿記という「目に見える成果」を作り、得意科目を作って自信をつけてから診断士に挑むのもアリです。

• 時間に余裕がある方: 最初の3ヶ月を簿記にフルコミットできるなら、後々の診断士学習が劇的に楽になります。

• 財務のスペシャリストを目指す方: 合格後、財務コンサルとして活躍したいなら、2級(できれば1級)レベルの深い知識は持っておいて損はありません。

結論:まずは「簿記3級の勉強」からスタートしよう!

私の結論は、「まずは3級の学習を実施し、そのあとで財務・会計に進む」です。

資格証自体は必須ではありませんが、今はCBT試験(ネット試験)でいつでも受験可能です。「○月○日に受ける!」と決めることで学習の密度が格段に上がりますし、合格すれば自信にも繋がります。やってみて「楽しい!もっと深めたい」と思えば、そこから2級に進むか判断すれば良いのです。

まとめ:遠回りしたからこそ見える景色

私自身、簿記2級取得には相当苦労し、何度も挫折しそうになりました。その結果、診断士の勉強開始が遅れ、今年は「3科目合格」に目標を絞らざるを得なくなったのも事実です。

しかし、「やっておいて良かった」と心の底から感じています。

また、私はFP2級も持っていますが、財務・会計の中で簿記と被らない「ファイナンス分野」では、FPの知識が非常に役立っています。

財務・会計は2次試験にも直結する重要科目ですが、あくまで1次試験7科目のうちの1つ。深入りしすぎて他が疎かになっては本末転倒です。

今、診断士の勉強をしている方、これから目指す方。

財務・会計で壁を感じているなら、一度立ち止まって「簿記の基礎」に立ち返ってみてください。急がば回れ、それが一番の近道かもしれません。

私もまだまだ先は長いですが、この魅力的な資格を勝ち取るために頑張ります。皆様も一緒に頑張っていきましょう!

ではまた!

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