50代の中小企業診断士受験|5月進捗と「経験」を活かす勉強法

自己研鑽・資格

はじめに:5月進捗

こんばんは!のぶをです。

中小企業診断士の勉強を開始して1ヶ月強が経ちました。私は1.5年計画を立て、今年は「財務会計」「経営法務」「経営情報システム」の3科目での科目合格を目指しています。

ここまでは、主にオンライン通信講座の「スタディング」を活用し、財務会計と経営法務の2科目に絞って学習を進めてきました。

最初のリピート(1・2周目)は動画講義とインプット・アウトプットを交互に行い、3・4周目は問題演習のみを徹底実施。5月末時点で、早くも2科目ともに「4周」を完了することができました。今回は、この1ヶ月の進捗と、見えてきた課題、そして勝負の6月に向けた戦略をお伝えします。

※私がなぜこの歳で診断士を目指し、なぜスタディングを選んだのかの詳しい経緯は、こちらの記事をご覧ください。

【スタディング中小企業診断士】勉強開始1ヶ月のリアルな学習ログ!50代独学の限界とアプリの破壊力を徹底レビュー


学習時間とAIスコアの現在地

スタディングのデータによると、ここまでの総学習時間は97時間8分。1日あたりに換算すると約2時間半程度です。

本音を言えば、1日最低3時間は確保したいところですが、仕事や家族との時間を大切にしながら机に向かう中では、これが現実的なラインだと感じています。ただ、通勤などの移動時間にYouTubeでの「聞き流し学習」をしているため、実際の体感時間はもう少し多いかもしれません。

そして、気になる現時点での「AI実力スコア(スタディング内指標)」は以下の通りです。

 財務会計:70(上位から7.3%)

 経営法務:65.7(上位から14.9%)

Screenshot
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数字だけを見ると順調にきているように思えます。しかし、昨年度(令和7年度)の科目合格率は財務会計が8.4%、経営法務が18.4%でした。一発勝負の科目合格を狙う身としては、常にこの上位枠に滑り込み続けなければならず、ある意味では「合格ラインの瀬戸際にいる」という緊張感を持っています。

各科目の仕上がり状況

① 財務会計:忘却曲線とのタフな闘い

直前に取得した日商簿記2級のアドバンテージが非常に大きく活きており、現段階で「全く理解できない」という論点は基本ありません。

しかし、仕訳を含めて少し期間が空くと、途端に記憶が曖昧になる怖さを感じています。例えば、税効果会計の「繰延税金資産」と「繰延税金負債」のどちらだったっけ……? と迷う瞬間など、まさに年齢に抗いながら「忘却曲線」と日々タフに闘っているのを感じます。また、FP(ファイナンシャル・プランナー)試験で学んだはずのファイナンシャル分野でも、細かい公式や数字がパッと出ないことがあり、少し悔しい気持ちになることもあります。

② 経営法務:我々世代の強み「経験値」が活きる

主な試験範囲である「産業財産権」と「会社法」ですが、当初は会社法の複雑さに苦戦していました。しかし、ここを乗り越えられたのは「実務経験」のおかげです。

「今の会社や、かつて出向していた会社の組織図ならどうだろう?」「うちの監査役は誰で、任期はたしか4年だったよな」と、実際のビジネスシーンに当てはめていくと、驚くほど記憶が定着していきました。

また、事業承継や組織再編は、将来私が中小企業診断士として独立した際に、ぜひ手掛けたい分野でもあります。実際に過去のキャリアで事業再編や事業譲渡の実務に携わった経験があるため、「あの時の手続きは、会社法でいうこの部分だったのか!」と、バラバラだったパズルのピースが綺麗にはまっていく感覚があり、俄然面白くなってきました。

若い頃のような「純粋な記憶力」だけに頼るのではなく、積み重ねてきた「経験値」に紐づけて理解する。これこそが、我々50代世代が持つ大きな強みだと確信しています。

6月の学習戦略:過去問への挑戦と3科目目の始動

6月のステップアップに向けて、スタディング以外に以下の3つの教材を準備しました。

1 『過去問完全マスター』(同友館)3科目分

2 『第1次試験過去問題集』3科目分

3 『1次試験一発合格まとめシート(後編)』

【戦略1:令和7年度の過去問で「現在地」を知る】

過去問関連の問題集を2種類購入したのは過去問完全マスターは論点別、過去問題集は年度別になっているので、問題演習は過去問完全マスターで、実力試しは過去問題集でと使いわける予定です。

6月に入ったらまずは早々に、財務会計・経営法務・経営情報システムの3科目について、直近である「令和7年度」の過去問題集を本番形式で解いてみます。現時点で自分が何点取れるのかを冷徹に把握し、弱点をあぶり出すためです。その後、分野別に深く網羅されている『過去問完全マスター』の演習に本格的に取り組みます。

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【戦略2:経営情報システムのインプット開始】

これまで「トシゾーちゃんねる(YouTube)」の聞き流しのみだった3科目目。いよいよスタディングの動画視聴をスタートし、並行して『過去問完全マスター』で論点ごとに潰していきます。

【戦略3:『まとめシート』の流し読みスタート】

過去の資格試験の時にも「こんな風に知識が凝縮されたテキストがあれば理想的なのに」と感じていた教材です。当初は直前期の確認用にする予定でしたが、全体像を捉えるために、そろそろ一通り流し読みを始めていこうと思います。最終的には「辞書代わり」として活用していこうと考えています。

「科目合格」という選択の難しさと覚悟

中小企業診断士試験は、7科目一括受験であれば「合計6割(420点)」で合格できます。つまり、得意科目で不得意科目をカバーする(40点の足切りはあり)戦略が可能です。

しかし「科目合格」を狙う場合は、その科目単体で確実に60点を超えなければなりません。

AIスコアが伸びてきたとき、一瞬「いっそ7科目受験に変えようか」という思いが頭をよぎりました。しかし、残り時間を冷静に考慮し、今回は「初志貫徹」で3科目に絞る決断を維持します。

ただ、本番で確実に6割をもぎ取るには、8割程度の実力が求められます。そして、「0から6割の力をつける」よりも、「6割の力を8割まで引き上げる」方が遥かに難易度が高いのがこの試験の恐ろしさです。

財務会計は、苦労して掴んだ簿記2級のアドバンテージを活かしきること、そして2次試験(実務事例)のベースにもなるため、最悪の場合は来年再受験することも視野に入れています。しかし、純粋な暗記要素の強い「経営法務」と「経営情報システム」の2科目は、ビジネス経験の強みを活かし、何が何でも今年中に仕留めたい。勝負の月となる6月で、一気に実力を引き上げます。

おわりに:理想の未来を、つかみ取るために

ここまで診断士の勉強を続けてきて、心から感じているのは**「この勉強は、めちゃくちゃ面白い」**ということです。

正直なところ、企業のマネジメント層(部長職以上)に就く人は全員学ぶべき内容だと痛感しています。自分なりに本を読んで学んできたつもりでしたが、体系立てて学ぶことで、今までの知識(点)が綺麗な一本の線で繋がっていく感覚を味わっています。人生のこのタイミングで診断士の学びに出会えたことに、私はある種の「運命」を感じています。

中小企業の経営陣が抱える孤独や厳しさは、これまでのキャリアを通じて理解しているつもりです。だからこそ、中小企業診断士となり、自分のこれまでの全経験を活かして、彼らの力になりたい。これこそが、私の「理想の仕事」です。そして、この資格を手にすることは、その理想の未来へ進むための切符を手に入れることに他なりません。

いよいよ、本当の踏ん張りどころがやってきました。

ブログでこうして発信することは、自分への心地よいプレッシャー(責任)にもなり、モチベーションの維持に繋がっています。これからもリアルな進捗をお届けしますので、ぜひ楽しみに見守っていただければ幸いです。

せっかく積み上げてきた過去の経験を、そのまま眠らせておくのはもったいないですよね。

同じように何かに挑戦している皆さん、志を同じくして、一緒に一歩ずつ頑張っていきましょう!

ではまた。

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